【未経験者向け】営業職とはどんな仕事?営業職のメリットとデメリットを解説!!

悩んでる人

営業職に興味あるけど、どんな事をするんだろう??
営業職を経験することで得られるメリットとかデメリットって
何かあるのかな??

という不安や心配を感じている方の悩みを解決していきます!

記事の内容  
・営業職を経験することで得られるメリット5選を紹介
・営業職を選択することで考えられるデメリット5選を紹介

関連記事はこちら⇒30代営業未経験でも営業職への転職はできる!転職成功の秘訣4選を紹介!

【記事の信頼性】

この記事を書いている私は、大学卒業後に贈答品を扱うギフト業界でのルート営業を2年半経験、スキルアップの為に完全歩合制の通信業界で新規開拓営業を3年間経験し、マネージャーまで務める。

結婚を機に、安定を求め取引先企業である食肉販売会社へ転職、再びルート営業に従事する。

アメリカで発生したBSE問題(牛海綿状脳症)や東日本大震災による福島産牛への風評被害の影響で会社の業績が大幅に悪化したこともあり、過去に付き合いのあった金属加工メーカーへ再び転職。

現在、金属加工メーカーのプレイングマネージャーとして約8年間従事しています。

今回の記事は以下のような人に、向けて書いています。

一つでも当てはまれば、是非読み進めてみてください。

  • 営業スキルを活かし、将来的に事業を起こしたいと考えている方
  • 営業職を選ぶことに戸惑いを感じてる方
  • 自分に何が出来るのかわからなくて悩んでいる方
  • 沢山の人と出会うことで人脈を広げたい方
  • 仕事をするなら自分自身で考え、行動したいと考えている方
目次

営業職を経験することで得られるメリット5選!

営業職という仕事は社内・社外含め本当に多くの方と出会うこととなります。

法人営業であれば、中小企業の社長とも仕事を通じて面識を得られることも多く、経営者の考え方や苦悩などの生の声を聴くことができる数少ない職種でもあります。

多様な考え方に触れることにより良い刺激を貰い、自分自身の成長へと繋げることも出来るので、営業を続けていると自然と自己成長を意識する方が多い印象です。

そんな営業職のメリット5つを以下にまとめましたので、参考にしてください。

  1. 折衝能力・交渉力が身につく
  2. プレゼンテーション能力が身につく
  3. 数字と向き合う為、会社の金銭の流れを掴むことが出来る
  4. 豊富な人脈を作れる為、独立・転職を考えた際に有利
  5. 自分の裁量で時間を自由に使える

1.折衝能力・交渉力が身につく

営業という仕事は個人・法人問わずお客さんがあって成り立つ仕事なので、この部分については営業として日々を過ごしていくうちに遅かれ早かれ必ず身につきます。

営業として働くのであれば、どんな業界でも必ず売上ノルマを毎年持つことになります。

所属する会社にブランド価値や他社にはない独自性があれば、ノルマを達成するためのハードルも多少低くなりますが、基本的には同業他社と大きな差はない状態の中で営業活動することが一般的と思います。

その為、如何に他社の営業マンよりも密にお客さんとコミュニケーションを取り、悩みや希望を叶えられるような提案を自分なりに試行錯誤や勉強をしながら折衝・交渉していくことが必要となります。

私自身、大学卒業後に新卒で入社した会社では商品に対する知識もトークスキルも社会人としての常識も何もない状態で営業活動していたので、『若さと笑顔で自分を売り込む』という強引な手法を使って活動していました。

しかし、そのような手法では1年もすればお客さんから呆れられてしまう為、自然と相手の立場に立った提案や要望に応えられるよう日頃からコミュニケーションを取ったり、事前にシミュレーションしてから商談に臨んだりしていくよう意識を変えていきました。そうすることで、少しずつ折衝能力や交渉力が身についていきました。

悩んでる人

折衝・交渉力を身に着けることでプライベートでもメリットはある??

一番わかりやすい例でいうと大きな買いものをする時に必ず役に立ちます!!

家電製品とか自動車って購入する場所によって販売価格がバラバラなので、少しでも安く買って余計な出費はしたくないと思います。

そんな時、インターネットの比較サイトや近隣の家電量販店、カーディーラー等で特定の商品の相場を把握しておくことで「ココまでは下げたい」と事前に設定して有利に価格交渉を運ぶことができます。

2.プレゼンテーション能力が身につく

ドラマでよく見るシーンとして、会議中にスクリーンの前で営業マンが会社の偉い人や取引先の担当者にプレゼンテーションしている場面は誰でも一度は見たことがあると思います。

全く同じシチュエーションという事はありませんが、私自身4つの会社で営業として働いた経験からいうと人数の大小を問わなければ、こういう形でプレゼンテーションをする場面は多かれ少なかれ必ずあります。

大多数の人は、私と同じように学生時代、人前で話をする経験等ほとんどなかったと思うので、最初は緊張して早口になったり頭が真っ白になって何を言っているのか自分でもわからなくなると思います。

但し、ポジディブに考えると場数を踏んで人前で話すことに慣れてしまえば、友人の結婚式での挨拶や二次会の司会等、プライベートな場面でも「人前で話すという経験」はとても役に立ってきます。

私自身、20代後半から30代前半まで毎年のように結婚式に参加していましたが、挨拶やイベントの司会等をスムーズにそつなくこなす事が出来ると、カッコいいしデキル男と見られますよ!!

3.数字と向き合う為、会社の金銭の流れや状況を掴むことが出来る

営業という仕事は会社同士の橋渡し的なポジションで有り、自分自身の努力一つで所属する会社の売上を良くすることも悪くすることも出来ます。

私自身が営業という仕事を始めた頃は会社に設定されたノルマをこなす為に、とにかく日々言われたことをやるだけで、会社全体の売上がいくらとか営業利益・経常利益等の財務的な知識は全く持ち合わせていませんでした。

でも、自分の数字だけでなく会社全体の売上等を意識するようになるとお金の流れも理解できるようになり、数年前と現在では会社全体の業績が良くなっているのか、悪くなっているのか、どのセグメントが売上を伸ばしているのか等、多角的な視点で会社の全体像を把握できるようになります。

数字に強くなることで、「今後はどの分野を伸ばしていくべきなのか」等の分析も出来るようになり、経営者的な視点で物事を視る力も付きます。

個人的な考えですが、起業や独立を考えている場合、営業を経験しているかしていないかで成功する可能性が大きく変わると思います。

4.豊富な人脈を作れる為、独立・転職を考えた際に有利

この部分については、私自身の経験からしても本当に営業という仕事をしていて良かったと感じる部分です。

もちろん他の職種でも独立や転職に有利に働く仕事は数多くありますが、私のように法人携帯や光通信等を扱う通信業界で営業をやっているとあらゆる業界の人との人脈が出来る為、転職などを考えた際に頼れる人、声をかけてくれる人の数が圧倒的に多くなります。(但し、誰彼構わず信用してしまうと危険なので、自分の中で信用に足ると判断した上でお付き合いしていく必要はあります。)

私自身の判断基準としては、こちら側が本音を曝け出しても相手側はあまり自分の事を語らず、良い事しか言わないような人はあまり信用が出来ないのかなと感じます。

悩んでる人

自分の利益や目的の為に、人脈作りに励むのはどう??

端的に言えば、間違いではないと思います。

但し、太い人脈を作るためにはお互いの信頼関係も必要となってくるので、合理的な考えでの人付き合いというのは、長続きもしないし本音と建前の部分での齟齬が生まれ、自分自身がしんどくなってしまいます。

一期一会を大切に捉え、自分自身が信用に足る魅力的な人物で有れば、自然と自分にとっても魅力的な出会いとなる人が必ず現れます。

GIVE and TAKEという言葉があるように両者にとって良い刺激や経験をもたらしていけることがビジネスの場での人脈作りには必須と思います。

与えられるばかりじゃなく、自分も与えられる人になれるよう日々勉強は続けていきましょう!

5.自分の裁量で時間を自由に使える

これは営業職の大きなメリットの一つと言えると思います。

極端な話をすると営業成績さえ良ければ、昼寝したり、プライベートな用事をしたり何をしてても許される職種なのです。

私自身も営業に行くふりをして子供の授業参観を見に行ったり、平日にしか行けない銀行に行ったりと自分のスケジュールをコントロールしてプライベートな用事を済ましたことは数多くあります。

当然ですが、時間を自由に使えることのメリットはそれだけではありません。

時間を自由に使える=自己投資に使える時間が他業種のビジネスマンよりも多くあるという事です。

当然、今の会社の売上アップの為の方策を考えることもできますし、スキルアップの為、資格取得に向けた勉強に力を入れてみたり、時間を有意義に使う方法は無限にあります。

私の場合は、移動中の車や空いた時間を使い、YouTubeの動画を聴きながら投資・節税・副業・独立に向けた勉強等を行っています。

そんな感じで、自分のやりたいことや興味のあることに時間を充当しやすい点も営業職のメリットの一つと思います。

営業職を選択することで考えられるデメリット5選

メリットばかりを述べでしまうと嘘くさい部分があると思うので、ここからは営業を仕事にする上でのデメリットについても述べていきます。

以下の5点は営業を続けるうえでデメリットと感じる人も多いポイントになると思うので、詳しく説明していきます。

  • 1.常に売上の事を考える必要がある
  • 2.業界によっては勤務時間が不規則になることがある
  • 3.コミュニケーション能力や文章力が必要となる
  • 4.クレームや問い合わせへの対応が必要となる
  • 5.メンタルを擦り減らす仕事である

1.常に売上の事を考える必要がある

営業を職業にする上では、避けて通れないポイントですね。

メリットにも挙げたように営業職は時間的な制約はほとんどなく、自分の裁量次第で業務的な負荷を調整することが出来ます。

その為、営業成績の調子が良い時は、ある程度好きな事をしていても問題なく過ごせるのですが、数字が悪くなると当然周囲からの視線も厳しくなり、場合によっては上司から日々の業務内容について細かいところまで報告を求められる場合も有ります。

営業成績の良し悪しは、その時々の市場全体の経済状況や置かれている立場、取引先企業の経済状況などによっても影響があるので、全て自分の問題とはなりませんが、基本的には自分の出来る最善を尽くす必要はあります。

例えば、私の場合であれば、以下のようなことを意識します。

  • ・新規開拓で行ったことのある○○商事の所へ再度訪問し2回目のアプローチとして△△の提案をしてみよう
  • ・過去に調査していた新規企業に対して会社案内と営業をかけてみよう
  • ・最近受注の減っている○○商事に対して、表敬訪問を行い新規案件情報を探そう
  • ・商圏内にある未訪問の新規企業を探して売り込みをかけよう

基本的には上司もやるべきことをしっかりやっていれば、売上が悪くても理不尽に叱責することはないと思いますが、数字が悪い時こそ、基本に立ち返り真摯に数字と向き合う姿勢は必要となります。

2.移動時間や勤務時間が不規則になることがある

営業職がブラックと呼ばれる原因の一つがこれにあるかと思います。

法人営業と個人営業で多少の違いはありますが、基本的にはお客さんの都合に合わせて客先への訪問を行うことが多いです。

その為、外回りによる移動時間が長くなったり、場合によっては早朝や深夜等の勤務時間外での客先訪問が発生することも多々あります。

営業という仕事はそういうものだと割り切って考えることが出来れば、苦痛に感じることもないと思うのですが、ワークライフバランスという言葉が定着した現代においてはデメリットの一つになるかもしれません。

私自身の感覚でいえば、ここ数年は各社共に長時間労働の是正活動をしているので、10年程前に比べると勤務時間の不規則さは解消されているように感じます。

3.コミュニケーション能力や文章力が必要となる

営業職はお客さん相手の職業なので、ある程度は自分の考えや気持ちを言語化したり文章化したりする能力が必要とです。

私自身、コミュニケーション能力には多少自信の有る方でしたが、文章能力が皆無なので、営業職を始めた頃はとても苦労しました。

でも、長年営業として活動をしていると数多くのお客さんとメールのやり取りや営業活動に伴う資料作りをしていきますので、少しずつ自分の想いや考えを文字にすることが出来るようになってきました。

饒舌に自分の事ばかりを話す必要はありませんが、営業は自分自身の考えを言葉や文字にしてお客さんに伝えることが必要な職業です。

但し、コミュニケーション能力や文章能力については、最初から備わっている人も少ないと思いますので、苦手意識があったとしても前向きに取り組む姿勢さえあれば、デメリットとは感じないようにも思います。

4.クレームや問い合わせへの対応が必要となる

会社の窓口として立つ以上は私用で休んでいようが、自分が原因でない事であろうがクレームや問い合わせへの対応は必要となります。

例えば、納期遅延や製品不良などのような営業ではどうしようもない会社側のミスで叱責される事も必ずあると思います。

納得できない理不尽な物事にも冷静に対応する必要がある為、そういった部分では大きなデメリットの一つになるかと思います。

悩んでる人

売上を上げるだけでなく、クレーム対応まで必要ってデメリットばかりじゃない??

これに関しては、はっきり否定は出来ません。

私自身、20代の頃は納得がいかずに悩んだり苦しんだことが数多くありますので。。。

でも、そんな時は思い切ってサボってしまうのも有りと思います!!

サボることにより良い意味でリフレッシュできて、頭の切り替えが出来ることもあるからです。

5.メンタルを擦り減らす仕事である

先程のクレーム対応にもあるように営業という仕事は、売るだけでなくその後のフォローまで全て自分で対応する必要が有ります。

営業は請け負う業務量が多い為、責任を負う場面が必然的に多くなり、何か問題が起こった時には自分自身が率先して動き、社内との交渉から客先への謝罪と挽回方法の提示まで全てこなす必要があります。

ある程度割り切った物事の考え方が出来なければ、重圧に耐えきれずに辞めてしまうという事も人によってはありますので、この部分については最も大きなデメリットと言えるかもしれません。

営業に向いている人の特徴についてまとめた記事がありますので、気になる方はこちらの記事も参考にして下さい。⇒4社で営業職として働いてきた30代会社員が思う営業に向いている人の特徴10選!!

まとめ

営業職のメリットやデメリットについて解説をさせていただきました。

どんな仕事でもメリットとデメリットは存在すると思いますが、私自身の感覚ではデメリットを上回るだけのメリットが営業という仕事にはあると思います。

私自身は4つの会社で営業として働いてきましたが、一貫して感じていることは、この職種を選んでよかったという事です。

今後益々AIが発展していったとしてもAIではお客さん一人一人の立場に立った営業活動やクレーム対応は出来ないと思いますし、人脈を作る事や独立を考える上でも有益な職種と思うからです。

この記事が少しでも営業職を選ぶ為の参考となっていれば嬉しい限りです。

ご覧いただきありがとうございました!

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この記事を書いた人

本業は金型や自動車部品の営業をしているissueです。
昔から音楽が大好きで学生時代は軽音楽部でギターを弾いていました。
自分でも楽器を弾き、沢山のアーティストのライブやフェスにも行ってきました。
このブログを通じて会社生活に悩みを抱えている人や音楽など何か好きな物を探したいと感じている人の役に立ちたいと思います。

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本業は金型や自動車部品の営業をしているissueです。
昔から音楽が大好きで学生時代は軽音楽部でギターを弾いていました。
自分でも楽器を弾き、沢山のアーティストのライブやフェスにも行ってきました。
このブログを通じて会社生活に悩みを抱えている人や音楽など何か好きな物を探したいと感じている人の役に立ちたいと思います。

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