30代営業未経験でも営業職への転職はできる!転職成功の秘訣4選を紹介します!!

悩んでる人

30過ぎて営業未経験なんだけど、今からでも営業職で働けるのかな??
でも、営業ってノルマが厳しいイメージだし今さら営業に転職なんて難しいのかな。。。

そんな不安を感じながらも今のキャリアに満足できない転職志望の30代の方たちに向けて発信をしたいと思います。

まず、結論から申し上げますとヤル気さえ有れば全く問題ありません。

未経験から営業へ転職するためのポイントは以下の通りです。

  1. 【ポイント】
  2. 20代の未経験と30代の未経験では状況が違う事を理解しておく
  3. どのような職種・業界で働きたいのか明確にしておく
  4. 応募する企業の規模を決めておく
  5. 自分自身の強みと弱みを把握しておく

営業未経験とはいえ、30歳を超える年齢だと社会人としては10年前後の経験があると思います。

ここからは30代営業未経験のあなたが営業職として活躍するために進むべき方向性や心構えについて解説していきます。

私自身は現在所属している会社が4社目となりますが、転職を経験した人であれば、誰でも何度も転職活動はしたくないと思います。

上に書いている4つのポイントを押さえることで営業職未経験のあなたが営業職としての第一歩を踏み出すための心構えや他の未経験応募者との差別化に繋げてもらいたいと思います!!

【記事の信頼性】

この記事を書いている私は、大学卒業後に贈答品を扱うギフト業界でのルート営業を2年半経験、スキルアップの為に完全歩合制の通信業界で新規開拓営業を3年間経験し、マネージャーまで務める。

結婚を機に、安定を求め取引先企業である食肉販売会社へ転職、再びルート営業に従事する。

アメリカで発生したBSE問題(牛海綿状脳症)や東日本大震災による福島産牛への風評被害の影響で会社の業績が大幅に悪化したこともあり、過去に付き合いのあった金属加工メーカーへ再び転職。

現在、金属加工メーカーのプレイングマネージャーとして約8年間従事しています。

目次

30代未経験から営業職へ転職する心構え4選

1.20代の未経験と30代の未経験では状況が違う事を理解しておく

社会人経験者の皆さんなら想像がつくと思いますが、20代と違い30代では経験者の方が必ず有利です。

経験者であれば、もある程度即戦力として考えることができるし、キャリアアップの為に転職しようとしている意欲がわかるからです。

20代であれば、あなたの将来性や性格面、会社の年齢構成バランス等の総合的な部分を踏まえて未経験でも採用はされやすくなります。

但し、これが30代で未経験となると状況が一変します。30代で営業未経験かつ募集人数が少ない求人では、競合の転職希望者は営業経験者が多くなる為、正直言って不利です。

但し、営業職としては未経験でも同じような業界に長年勤めている等、前職の経験を活かせるような背景があれば、競争相手との差別化は可能です。

また、募集人数が比較的多かったり競争相手が少ない場合、30代で業界未経験でも採用される可能性は高くなります。

30代を過ぎてくると会社内での立場にも少しずつ変化が生まれ、部下を持つような立場になる人も出てくるでしょう。関連性のある業界や職種でなくともビジネスマンとしての礼節や前職で特筆した成果を出している等、他の人にはない独自の強みがあれば採用される確率も更に高くなります。

私自身が採用に携わった人の中には前職で自衛隊員をしていた32歳の男性がいました。自衛隊出身なので、真面目で気合のある事はよくわかりましたが、口数は少なく表情や感情表現も乏しい為、営業職として働いてもらうのは難しいのかなと最初は思っていました。しかし、彼は持ち前の真面目さと元自衛隊員という特筆した経歴のおかげで、お客さんからも直ぐに顔を覚えてもらうことができ、入社から3年程経ちますが今でもバリバリ営業として頑張ってくれています!

2.どのような職種・業界で働きたいのか明確にしておく

30代未経験で営業職に転職を考えるのであれば、自分が働きたいと思う業界や商品は何かを真剣に考えておくことが必要です。

20代であれば、会社側も社会人教育から入る為、徐々に業界の知識や扱う商品の知識を取得していくことも可能ですが、30代からの転職となると未経験でもノンビリ待ってくれません。

その為、自分自身が興味・関心のある分野をリサーチした上で行動を起こす事により面接の時にも採用担当へ情熱を伝えることが出来るし、入社後も商材に対する情熱があれば「自発的に学ぶ機会が多くなり、必然的にお客さんへの提案活動にも情熱を注ぐことが出来る」からです。

その為、業界選びの基準としては、あなたがこれまでの人生で経験した中で興味のある分野や業界を選ぶようにしてください。

悩んでる人

そんなことを言われても自分にの興味ある分野とか業界とかよくわかんないよ。。。

という風に感じる方が大半と思います。

ある程度「行きたい業界が明確」な人は、そのままでいいのですが、これといった「選択肢が浮かばない」という方は過去のアルバイト経験、社会人経験、趣味、特技などの自分が今までに行ってきた経験の中で最も年数が長かったり、熱中した分野を掘り下げることで、潜在的に自分の興味のある業界を探してください。

この章を読んでもらうと「異業種ばかり4社も経験してるお前が言うな!!」という風に思われる方もいると思います。実際にその通りなので、言い訳はできないのですが、逆にそんな遠回りばかりをしてきた私だからこそ、この部分については今から転職を考える若手ビジネスマンの方にはしっかり考えてほしいと思います!

3.応募する企業の規模を決めておく

結論から言うとこの部分に関しては、人それぞれ考え方も違うので、必須ではありません。

但し、応募する企業の規模を事前に決めておくと採用に伴うハードルや進捗率が把握しやすいと思います。

「仕事を続けながら」「仕事を辞めてから」転職活動を行う状況は人それぞれですが、全ての人に共通することは「転職活動は精神も体力も擦り減らす」という点です。

手当たり次第に応募することで余計な労力や精神の消耗を感じる位であれば、ある程度ターゲットを絞った形で応募することが重要だと思います。

例えば、自分自身はこれまで中小企業での就労経験があるから「中小企業7:大企業3」位の割合で活動をしていこうという風に考えれば、闇雲に転職活動を行うよりも採用率は上がると思います。

闇雲に活動を行うことの弊害:採用の為のハードルや進捗率がわからず、不採用が続いてしまうと自分自身への自信が失われてしまい、「希望する分野や業界でなく人手不足の受かりやすい業界を選んでしまう」等の本来の目的とは違う結果を生み出す可能性が高まります。

逆に「今までは中小企業で働いてきたけど、キャリアアップの為に大企業で働きたい」という明確な目標を持って大企業を目指すのであれば、もちろん大賛成です。

正直に申し上げて採用のハードルは高くなると思いますが、自分を信じて頑張ってください!

4.自分自身の強みと弱みを把握しておく

自分の強みや弱みを把握しておくことは転職活動をするしないに関わらず、やっておいて損はないと思います。

自分自身の強みと弱みを把握しておくことは確実に自己成長に繋がりますし、自分自身がどういった人間かを把握することで自己肯定感の向上にもつながります。

自己分析という言葉自体は新卒時の就職活動のタイミングから必ず聞く言葉なので、少なからず就職活動を経験した社会人の皆さんなら行ったことがあると思います。

でも、社会人としての経験や実績もない22歳の頃の自己分析より何年間も社会に揉まれた後に行う自己分析では掘り下げ方や考え方も全く変わっています。

30代というある意味区切りに近い年齢の時に自分自身の強みや弱みを把握することは、転職活動だけでなく、その後の人生を生きていく上でも非常に有益と思います。

それでは、転職活動をする上で自己分析が必要となる理由についても例を挙げてお伝えいしたいと思います。

例えば、あなたが自己分析をした結果、自分自身の「強み」はコミュニケーション能力という結果になったとします。

  • 具体的なエピソードを交え、営業の経験はなくても対人関係のスキルは高い事が伝えらえる。
  • 直ぐに同僚と円滑にコミュニケーションを取っていけるので、仕事の習熟度が早くなることも想像できる。

等の面接官にとってあなたを採用するメリットを具体的なエピソードや将来のイメージ像から多角的に訴求することが出来ることがわかると思います。

次に「弱み」ですが、ここは自分のデメリットの部分になりますので、以下のように伝え方には少し工夫が必要です。

  • 自分の考えや意見を押し通してしまうことがある⇒少し頑固な部分があるので、他の人の意見や考え方を自分の中に落とし込むように注意をしています。
  • 色々考えすぎると行動に移せなくなる⇒沢山の課題が有る時は自分の中で情報を整理してから行動に移すようにしています。

面接なので、自分の悪い所を伝えるだけでは、悪印象となってしまいます。

でも、良い事ばかりを並べすぎても嘘くさくなるので、弱みは当然ありますが、その弱みを克服する意識があるという点をしっかり伝えるべきです。

補足:新規営業とルート営業どちらを選ぶべき??

営業職という仕事はあらゆる業界に存在する会社を存続する上で必ず必要な職種です。

そんな中でも大きくわけると「新規開拓営業」と「ルート営業」の2種類がありますが、私自身の経験から言いますと未経験からの営業は絶対に「ルート営業」を選ぶべきです。

私自身の経験と感覚でいうと新規開拓営業の方が採用に対するハードルは低いのですが、その分離職率も高く異常に平均年齢が低い事が多いです。

実際、私が過去に勤めいていた新規開拓営業の通信会社では「3か月間連続でノルマ未達成の場合クビ」「数字が取れていないと休日も出勤」「夜遅くまで会社に戻れない」という事が当たり前にありました。

ある意味体育会系のノリが強い環境なので若い間は楽しいし、悪い事ばかりではなかったんですが、性格的に合う合わないがはっきりと出る環境なので、新卒で100名入社したのに1年後には10人前後まで減っていました。

そういった点を考えると業務自体の安定性や生活の安定性を考えると30代からの転職ではルート営業の方が「長く安心して続けられる」と思います。

こんな記事も書いています⇒【営業経験16】4社で営業職として働いてきた30代会社員が思う営業に向いている人の特徴10選!

まとめ

ここまで見てもらえれば分かる通り、30代の未経験者でも営業職への転職は可能です!

まずは行動することが重要!

モヤモヤしながら過ごすのではなく、一歩踏み出す事で、成功と失敗を繰り返しながら前進していくことできます。

今までの経験や自分自身の可能性を信じて明日に向かって動いていきましょう!!

以上、私自身の経験や知識を踏まえてこの記事を書かせていただきました。

少しでも参考となり、あなたの背中を押せることが出来れば嬉しいです。

ご覧いただきありがとうございました!

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この記事を書いた人

本業は金型や自動車部品の営業をしているissueです。
昔から音楽が大好きで学生時代は軽音楽部でギターを弾いていました。
自分でも楽器を弾き、沢山のアーティストのライブやフェスにも行ってきました。
このブログを通じて会社生活に悩みを抱えている人や音楽など何か好きな物を探したいと感じている人の役に立ちたいと思います。

issue
本業は金型や自動車部品の営業をしているissueです。
昔から音楽が大好きで学生時代は軽音楽部でギターを弾いていました。
自分でも楽器を弾き、沢山のアーティストのライブやフェスにも行ってきました。
このブログを通じて会社生活に悩みを抱えている人や音楽など何か好きな物を探したいと感じている人の役に立ちたいと思います。

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