【自転車初心者向け】ロードバイクのタイヤメーカー5社 各社の特徴について御紹介! 

ロードバイクを販売しているメーカーは、数十社あることは以前の記事でも紹介をしていますが、ロードバイク用のタイヤを作っているメーカーも数多くあります。

ロードバイクの世界にハマり出すとタイヤやサドル、ヘルメット等の付属品にもこだわりたくなってきます。

この記事では、ロードバイク用のタイヤを扱っている主要メーカー5社の特徴について紹介していきます。

ロードバイクについて少しずつ理解してきたけど、タイヤの事はまだまだわからないというという入門者の方にとって参考になればと思います。

目次

ロードバイク用タイヤメーカー 5社

メーカー名国名
Vittoria/ビットリアイタリア
CONTINENTAL/コンチネンタルドイツ
MICHELIN/ミシュランフランス
Panaracer/パナレーサー日本
SCHWALBE/シュワルベドイツ

各社の特徴は下記となります。

Vittoria/ビットリア

Vittoriaは、自転車用タイヤ、ホイール、アクセサリーを製造しているイタリアの企業です。

親会社であるGeax Srlを通じて、1990年代に自転車用タイヤ市場に参入しました。現在では、自転車用品市場でトップクラスの企業の1つとして知られており、世界中の自転車愛好家から信頼されています。

リリースしているモデルで有名なのはコルサ(Corsa)シリーズです。

低価格帯のタイヤは作りが若干荒いという特徴がありますが、ハイグレードモデルは「グラフェン」という特殊素材を使っており、乗り心地が非常に良く、耐久性やグリップ性能も高いレベルでまとまっています。

独自の新素材「グラフェン」の効果で転がり抵抗が低く、高速で走れる作りになっているのでロードレースでも使えます。クリンチャーも人気がありますが、チューブラーは特に定番商品として高い人気を誇ります。(但し、クリンチャータイヤよりチューブラータイヤの方が高価な事が難点にはなります。)

高品質な製品を提供することに重点を置いており、研究開発、設計、テスト、生産の全ての段階で品質管理に取り組んでおり、世界中のプロ自転車競技者によって使用され、多数の大会でも勝利を収めています。

CONTINENTAL/コンチネンタル

自動車用タイヤ、自転車用タイヤ、ブレーキ、サスペンション、ギアシステムなど、多岐にわたる自転車部品を生産しているドイツのメーカーです。

革新的な技術開発に積極的に取り組んでおり、自転車部品に最新の技術を採用しています。例えば、同社の自転車用タイヤには、Black Chili CompoundテクノロジーやVectran Breakerテクノロジーなど、高度な技術が使用されています。特にタイヤ表面のゴム内部に埋め込まれている「タイヤコード」には高度な繊維強度を持つVectranファイバーを使用し、より軽量で高い耐久性を実現しています。

人気があるグランプリ4000シリーズは、高強度のタイヤコードに加えて、パンク防止ベルトでガチガチに固めてあります。そのかわり、乗り心地はゴツゴツ感がありイマイチです。

但し、競技用自転車から街乗り自転車まで、あらゆる種類の自転車に対応するタイヤや部品を提供しており、幅広い用途に対応しています。

世界的な自転車部品メーカーの一つであり、多くのプロチームやアマチュアライダーから信頼されています。

MICHELIN/ミシュラン

MICHELINは、フランスのタイヤメーカーであり、自動車用タイヤや自転車用タイヤなど、様々なタイプのタイヤを製造している会社です。

自転車部品の製造も行っており、タイヤの他にも、チューブ、ホイール、シートポスト、ペダル、ブレーキパッドなどを提供しています。車を含めて世界最大手のタイヤメーカーの一つです。

自転車用のタイヤとしては、滑らかな走りを可能にするクリンチャータイヤ「pro4シリーズ」をリリースしています。

ミシュランの自転車用タイヤの特徴としては、グリップ力や転がり抵抗のバランスが優れており、総合力が高いという点が挙げられます。

Panaracer/パナレーサー

パナレーサーは安心と信頼の日本メーカーです。クリンチャータイヤ用のチューブでも有名で、優れたゴム素材で商品を作っています。そのため、タイヤに使われているゴムも強いグリップ力と耐久性を誇ります。

また、耐パンク性能、転がり抵抗性能も高く、新製品の開発から生産まで日本国内で行っているため、細かい品質にも優れており、低価格帯のモデルもリリースしています。

2022年に販売したロード用自転車タイヤのフラッグシップモデル「アジリスト」は特性が異なる5タイプをラインアップしており、走りの軽さに加え、グリップ力の高さ、耐パンク性能、しなやかさも兼ね備えており、発売以来国内外の多くのサイクリストから高い評価を得ております。

各タイヤのゴムに「ZSGデュアルコンパウンド」を使用し、雨の日でもしっかりとしたグリップ力を発揮する点や他社に比べて価格設定も低めになっている点も高評価ポイントとなります。

ロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイク、BMX、シティサイクルなど、様々な種類の自転車に対応したタイヤをラインナップしている為、幅広いサイクリストから支持されています。

SCHWALBE/シュワルベ

シュュワルベは、ドイツ・ラルフポール社が展開する自転車タイヤメーカーで、ロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイク、シティサイクルなど、多くの自転車に対応したタイヤを取り揃えています。

コストパフォーマンスに優れたモデルが多く、上級者だけでなく初心者にも愛用されている自転車用タイヤメーカーです。

フラッグシップモデルの「シュワルベ ワン」でも2本セットで8000円くらいで買える為、タイヤの性能に興味が出始めた頃に使ってみるのがいいかもしれません。

グリップ力や耐久性、パンク防止性能など比較的高い水準を確保しておりますが、今まで紹介した4社に比べると際立った特徴がないのが特徴と思われます。

<各社特徴 まとめ>

  メーカ名                 特徴
Vittoria高価格帯商品は、乗り心地が非常に良く、耐久性やグリップ性能も高い。
CONTINENTAL軽量で耐久性と耐パンク性能が高い。
MICHELINグリップ力や転がり抵抗のバランスが優れており、総合力が高い。
Panaracerグリップ力に優れており、ハイグレードモデルでも比較的安価。
SCHWALBEコストパフォーマンスは高いが、際立った特徴は無し。

終わりに

ロードバイク用のタイヤを扱っている主要メーカー5社の特徴について紹介させていただきました。

この記事を見てもらえた方にとって少しでも参考となれば嬉しいです。

ご覧いただきありがとうございました!

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この記事を書いた人

本業は金型や自動車部品の営業をしているissueです。
昔から音楽が大好きで学生時代は軽音楽部でギターを弾いていました。
自分でも楽器を弾き、沢山のアーティストのライブやフェスにも行ってきました。
このブログを通じて会社生活に悩みを抱えている人や音楽など何か好きな物を探したいと感じている人の役に立ちたいと思います。

issue
本業は金型や自動車部品の営業をしているissueです。
昔から音楽が大好きで学生時代は軽音楽部でギターを弾いていました。
自分でも楽器を弾き、沢山のアーティストのライブやフェスにも行ってきました。
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